新しい時代を生きる子どもたちへ、大人ができること

孫には新しい共育を受けてもらいたい、子育ての反省と思いと展望

学校って楽しいところ?

学校って楽しいところですか?

 

小学校低学年は楽しいところであってほしいと思います。

少なくとも義務教育中の9年間はなんらかの「学校」に行くことになるので、長い道のりのスタートは楽しい方がいいです。

 

何が楽しいか?友達に会える、遊べる、給食、遠足、運動会、などでしょうか。

 

でも、高学年、中学校、高校はどうでしょう。

楽しいと思わない子が増えてきます。それも勉強が難しくなるという理由ではなくて…

親との関わりも難しくなってくる年頃です。

 

本来、学校は勉強するところでした。

今はインターネットが発達していますから、知識を学ぶだけなら学校に行かなくても学べます。動画も視聴できます。塾で先取り学習をしていることもあります。学校で勉強することに対する優先度が下がっている気がします。

 

そして、学校には、社会の縮図とも言えるいろいろな子が集まっていると言われていました。集団生活の中で人との関わり方を学ぶために学校へ行くんだという考え方もありました。

 

しかし、現代はこんな考え方が合わなくなっていると思います。公立ではたまたま同じ地域(しかも狭い)に住んでいて同じ年に生まれたというだけで同じ学校に行って、集団をまとめやすくするために意図的に振り分けられたクラスで1年間生活する。しかも、受験して私立に行く子たち(金銭的に余裕ある教育熱心な家庭の子が多い)の層が抜けている。

 

こんな集団の中で、楽しく通える子はどのくらいいるのでしょうか?

 

学区に限らず、家から通える範囲内で学校が選択できるようになれば…

年齢ではなく、準備ができた段階で入学し、途中で休学もでき、一定以上学べたら卒業できる、そんなシステムになれば…

クラスや担任の先生が1年間固定ではなく、時間割やカリキュラムに融通がきくようになれば…

 

多様性のある集団の中で人との関わり方を学べるものがあるのではと感じます。

 

学校システムの改革は、孫の時代までにぜひ叶えてほしい願いです。