新しい時代を生きる子どもたちへ、大人ができること

孫には新しい共育を受けてもらいたい、子育ての反省と思いと展望

学校に行かないとコミュニケーション能力は身につかないのか

某スポーツ選手は練習時間を確保するために通信制の高校に行ってるんだって。

この高校は最近注目されてて…。

 

こう言うと、とある人は、

だからダメなんだよ。通信制ではコミュニケーション能力が育たない。コミュニケーションがとれない若者が増えるだけだ。

と言い放ちました。

 

学校に行かないと、コミュニケーション能力は育たないんでしょうか?

 

少なくとも、このスポーツ選手はコミュニケーション能力に関して問題なさそうです。このスポーツでは、自分1人の力だけでは試合で勝てないからです。

また、学校は必ずしも心身ともに安全な場所ではなくなってきています。体調を崩すほど人間関係に苦しんでいる人にとっては、学校に行くことはコミュニケーション能力以前の問題です。

学校以外でコミュニケーション能力を身につけられる環境にいられるのであれば、今の時代、学校は必須ではなくなります。

 

一口に通信制と言っても、いろいろな学校があります。その学校のことをよく知らないのに、表面上の意味だけ取って判断するのは危険な行為とも言えます。

今は、昔では考えつかなかったようなサービス・商品がどんどん出てきているので、年長者だから、学歴・地位が上だからといって正しい判断ができるとは限りません。

 

私は若い人たちに期待したいのです。若い人たちの判断を、長い目で見守りたい。残念な大人と思われないようにしたいです。