新しい時代を生きる子どもたちへ、大人ができること

孫には新しい共育を受けてもらいたい、子育ての反省と思いと展望

学校を探すのをやめる

これまでいわゆる伝統的な学校ではなく、革新的?な学校やオルタナティブ・スクールを紹介してきました。

 

他にも、大阪府箕面市にあるフレネ教育を取り入れたNPO法人箕面こどもの森学園や、和歌山県橋本市をはじめ、福井県勝山市山梨県南アルプス市、福岡県北九州市長崎県東彼杵郡にも分校がある、ニイルのサニーヒルなど様々なオルタナティブ教育を取り入れた学校法人きのくに子どもの村学園、シュタイナー学校の先駆けである東京シューレなどがあります。

 

また、民間人から校長になり、学校改革をされた方も何人かいらっしゃいます。

 

ただ残念だったのは、こういう学校のほとんどが地方や地域活性化を必要としている所で、大都会の近くというのはないんです。

学校を作るための土地代が高いというのが原因の1つだと思いますが…

 

そういう学校を探して実際に子どもを通わせるには、その学校に通える範囲に住居を構えるか、寮があるところを選ぶかになりますが、親としても相当の覚悟が要りますし、万が一うまくいかなかった時のダメージが大きくなります。

 

さらに、調べたところ、こういう学校の創立者は今言われている学校の諸問題にいち早く気づき、1990年代(私が社会人になった頃)にはすでに作られていたところも多いのですが…

それから20年以上、劇的に増えているとはとても思えません。

 

公立学校の人事システムやら、教育委員会文部科学省やら、教員養成・教員免許制度やら、関連組織が大きすぎてなかなか変われないんでしょう。

 

そこで、学校探しはもうやめようと思います。

 

ただ、まだ諦めません。

他力本願ではなく、少しでも能動的にできることは探していこうと思っています。

 

例えばホームスクーリングのようなもの。家でできる(ネットも効果的に使った)学習だけでなく、フィールドワークを必要に応じて取り入れる。

情報をたくさん集めて必要とされる人に届くようにする。

 

まだ漠然としたアイデアですが、いつか実現できたらいいなと思います。