新しい時代を生きる子どもたちへ、大人ができること

孫には新しい共育を受けてもらいたい、子育ての反省と思いと展望

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

世界一のフィンランドの教育

ヨーロッパの教育がなぜ注目されるのでしょうか? 個人的には、アメリカやロシアといった大国よりもヨーロッパの国々の方が好きです。なぜなら、国土は小さいけれど歴史が長く、周囲の国々に揉まれながらもなんとか生き延びてきた、そんな逞しさがあるような…

イエナプラン教育を公立校が取り入れる?

オルタナティブ教育。伝統的な公教育ではない教育という意味で使われています。 主にヨーロッパで発展している教育です。 いろいろな種類がありますが、例えば、「モンテッソーリ」、「シュタイナー」、「イエナプラン」など。 以前から、日本の公教育にも取…

「社会を変える」=「自分を変える」

映画「みんなの学校」をご存じでしょうか?2015年に劇場公開されたドキュメンタリーです。私は残念ながら見たことがないのですが… 大阪市立大空小学校の日常を描いた映画ですが、初代校長の木村泰子先生のお考えに感銘を受けました。 木村泰子先生が書かれた…

水泳の授業

6月中旬です。まだ涼しさを感じますが、 学校では水泳の授業が始まっています。 我が子の小学校では、水温が25℃以上にならないと授業はありませんでした。 子どもたちが嫌がっている「地獄のシャワー」と呼ばれる冷たい水をかぶるのが最初の関門でしたので、…

「学校」をつくり直す

熊本大学教育学部准教授の苫野一徳先生の本を紹介します。 「学校」をつくり直す [ 苫野 一徳 ]価格:907円(税込、送料無料) (2019/6/12時点) 楽天で購入 河出新書の文庫本なので、読みやすいです。 帯に書いてあることを読んで、ぜひ手に取っていただきた…

学習する学校 Schools That Learn

苫野一徳先生の『「学校」をつくり直す(河出新書)』の中で紹介されていた本『学習する学校(英治出版、ピーター・M・センゲ 他 著、リヒテルズ直子 訳)』。 学習する学校 子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する [ ピーター・M.センゲ ]価格:518…

少数派に焦点を当てると問題が解決するかも

多数決。意見が分かれた時によく使われる決め方です。 文字通りにとると、多くの人数が賛成した意見で決まるという意味ですが、民主主義では、「少数意見にも配慮する」ことになっています。 「少数意見を切り捨てる」ではないのです。 学校教育では、この「…

大学入学共通テストの記述式問題

センター試験に代わって2021年1月から大学入学共通テストが行われます。 その中に、記述式問題が加わります。その採点が問題になっています。 マークシート式問題の採点は、コンピュータにおまかせなので簡単です。 コンピュータは人間と違って、同じことを…

歴史は大人の教養の1つ

最近、無性に歴史を勉強し直したくなりました。 池上彰さんの「おとなの教養(NHK出版新書)」によると、 『歴史とは常に勝者 によって描かれてきた勝者の物語なのではないか。』 とあります。 つまり、「負け組」から見た内容は書かれていない。 歴史の授業…

学校教育だけではない教育の問題点

教育というと、学校を思い浮かべます。多くの人は、自分が受けた子どもの頃の学校をまず思い浮かべると思います。 学校以外でも、当たり前、慣習になっていることをそのまま続ける、続けているうちに、目的がブレてしまい、手段が目的化していることに気づか…