水泳の授業
6月中旬です。まだ涼しさを感じますが、
学校では水泳の授業が始まっています。
我が子の小学校では、水温が25℃以上にならないと授業はありませんでした。
子どもたちが嫌がっている「地獄のシャワー」と呼ばれる冷たい水をかぶるのが最初の関門でしたので、水が恐い子どもにとって水泳の授業は「学校に行きたくない」原因の1つになります。
ところが中学校では、雷が鳴らない限り中止にならないんですね。
今年は一時期高温でしたがまた涼しくなり、水に入りたいと思うような暑さではありません。(もちろん日によって違いますが)
なぜ6月から?
まだ9月の方が暑さに慣れていていいような気がしますが、体育祭とかぶるからという学校行事の都合でしょうか。
子どもたちの健康管理がまず優先されるべきではないでしょうか。
異常気象が普通に起こっているので、従来の計画と合わなくても当然です。
学校のプールは最初からあったわけではないそうです。プールを作るためのお金がなくて、卒業生からも寄付を募ったという話を聞いたことがあります。ということは、水泳は当時必須ではなかったんですよね。
海に囲まれている国だから、泳げるのは「当たり前」なのでしょうか?でも、水の事故は減りません。
プールに使う水道代も馬鹿にならない額だそうです。
水泳部や水泳大会がなければ、1年のうち11ヶ月は使われずに放置されている場所です。
水泳の授業のために荷物が増えます。水着は成長とともに買い替えなければなりませんので、家計にも負担がかかります。しかも制服のように指定があります。
スイミングスクールに通っている子どもも多くいます。学校で全て面倒をみる必要がありますか?
体育の授業のあり方が時代に合わなくなってきています。
ストレス社会なので、健康維持のために運動をすることは大切ですが、「我慢する」運動はかえって良くないです。もうやめましょうよ。
追記:猛暑だと逆にプールサイドが熱すぎて、裸足で歩けないほどだったと聞きました。プールサイドでの準備体操は先生も見ていないそうで…
プールを補修しなければならないようなら、無しにするのがいいですね。