「学校」をつくり直す
河出新書の文庫本なので、読みやすいです。
帯に書いてあることを読んで、ぜひ手に取っていただきたい本なのですが、楽天のリンクには帯が載っていないので、ここに掲載しておきます。
義務教育は、このままでいいのか?
数多の”現場”に携わる教育学者による、渾身の提言!
- 小1プロブレム
- 「スタンダード」の流行
- 学力別クラス
- 無言給食・無言清掃
- いじめ・体罰
- 学力向上至上主義…
みんな一緒、みんな同じの、150年変わらないこの国のシステムは、本気で変えなくてはならないーー
①学びをもっと遊び(探究)に。
受け身のガマンではなく、能動的忍耐力を。
「言われたことを言われた通りに」から、
「自分なりの問いを立て、自分なりの答えを見つけ出す」へ。
教師は”共同探究者”。
②「みんな一緒」をやめる。
時間割もテストも一人ひとり別々に。
人の力を借りながら、人に力を貸しながら。
子どもたちに”学校づくりのオーナーシップ”を。
学校をこう変える!
これだけで、内容がよくわかります。
そして、その実践の場として、幼小中「混在」校、「軽井沢風越学園」が2020年に長野県軽井沢町に開校予定です。
こういう実践校が増えるのはうれしいですが、自分の住んでいるところの近くではないのが残念です。少なくとも各県に1校以上増えてほしいですね。
今後の動きに注目です。